この記事では、株式会社E-KONが発売する特定小型原付の電動キックボード「E-KON City」について紹介します!
スペックや特徴、「E-KON grande PLUS」との違いなど分かりやすく徹底解説します。
E-KONとは
E-KONは2019年に創立した合同会社で、電動キックボードの販売台数国内シェアトップクラスの会社です。E-KONは以下3つの特徴があります。
自社開発
E-KONは電動キックボードの企画から設計、開発、改良まで一貫して行っています。
アフターフォローが充実
納車前には国内で全車の点検作業をしてから販売をしています。故障した際にもE-KON本社やE-KON取扱店で修理・メンテナンス対応が可能です。
PSE認証取得
E-KONの充電アダプターは、届出義務があるひし形PSEマークの認証を取得しています。PSE認証とは政府が認めている電気用品安全法のことで、安全に使用できる証明といえます。
E-KONの電動キックボードは品質が保証され、安全に走行ができるという安心できるメーカーのため、人気が高まっています。
特定小型原動付「E-KON City」とは
E-KON CityはE-KONから販売される特定小型原動付自転車で、国内で1年半以上の開発と設計期間を経て完成したE-KON最高スペック車種です。
E-KON Cityは特定小型原動付自転車の弱点である坂道を完全に克服し、優れた坂道性能を有するとして注目が集まっています。
販売価格は129,800円(税込)。開発期間中に提携工場と製造費の交渉を行ったため、業界最高スペックでありながら特別価格を実現できたそうです。
1次予約販売は限定100台で開始しましたが、大好評につき3日間で予約販売終了。E-KONは増産を決定し、2次予約販売は7月1日18時から開始されます。
納車は7月に最終チェックをし、8月販売を目指して準備されています。E-KON本社やE-KON取扱店では無料試乗もあるようなので一度足を運んでみてもよいかもしれません。
公式HPはこちら
E-KON Cityのスペック
電動キックボードを選ぶときに気になるのがスペックです。E-KON Cityのスペックは以下の通りになります。
最大速度 | 20km/h(6km/h未満の走行は対応不可) |
---|---|
最大航続距離(1回の充電で走れる距離) | 80km |
定格出力 | 500W |
モーターバッテリー容量 | 48V20A |
充電時間 | 7-8時間 |
ブレーキ性能 | 前後ディスクブレーキ |
重量 | 約23.0kg |
最大積載量 | 約120kg |
E-KON grande PLUSとの違い
E-KON grande PLUS はモーター出力が500wの非常にパワフルな電動キックボードで、坂道でも速度を落とさずに走行できるE-KON grandeシリーズの中では最高スペックのモデルです。
E-KON Cityと比較するために E-KON grande PLUSのスペックを以下に紹介します。
最大速度 | 40~45km/h |
---|---|
最大航続距離(1回の充電で走れる距離) | 50km |
モーター定格出力 | 500W |
バッテリー容量 | 48V20A |
充電時間 | 7-8時間 |
ブレーキ性能 | 前後ディスクブレーキ |
重量 | 約22.5kg |
最大積載量 | 約120kg |
予約販売が開始されたE-KON CityはE-KON grande PLUSをベースに開発を進めたため、スペックは似ています。独自開発のプログラムにより坂道性能や安全性も引き継いでいます。
しかし E-KON City の優れている点は最大航続距離。E-KON grande PLUSは最大航続距離約50kmのところ、 E-KON Cityは最大航続距離約80kmという圧倒的に長い航続距離です。
E-KON grande PLUSも公道走行は可能ですが、特定小型原付ではなく、「第一種原動機付自転車」の扱いとなります。そのため、公道走行には運転免許が必要です。
E-KON Cityの特徴
ここではE-KON Cityの特徴を以下に6つまとめています。
- 坂道性能
- 最大航続距離約80km
- 10インチのチューブレスワイドタイヤ
- 前後のディスクブレーキ
- 誤作動防止機能
- 保安部品を完備
E-KON Cityの特徴を知っておくことで性能の高さがわかるようになります。
坂道性能
E-KON CityはE-KON grande PLUSと同等の坂道性能が搭載されています。電動キックボードは平地を走行する際、パワーが少なくてもストレスなく走行できます。
しかし、坂道を走行する際にはパワーを出さないとバランスを崩し、登りきることができません。坂道で走行することが多い人がストレスなく走行するためには、大きなモーターを搭載している必要があります。
E-KON Cityは特定小型原動付自転車の弱点であった坂道を克服し、モーター出力500wで坂道を登りきることが可能です。
最大航続距離約80km
E-KON Cityは最大航続距離80kmという長距離走行が可能です。
最大航続距離とは、電動キックボードが1回の充電で走行できる距離のことを指します。電動キックボードは充電して電気の力で走行するため、バッテリー容量が大きいほど最大航続距離は長くなります。
通常、電動キックボードではバッテリー容量10Aで最大航続距離30kmが平均的です。しかし、E-KON Cityはバッテリー容量20Aを搭載し、最大航続距離80kmというのは圧倒的な強みといえるでしょう。
10インチのチューブレスワイドタイヤ
E-KON Cityは10インチのチューブレスタイヤを標準装備しています。
通常、電動キックボードのタイヤは8インチ程のサイズであることが多く、側溝のフタに滑るなど安定性に欠けたり、段差を乗り越えるときに身体への強い振動が気になったりします。
しかし、10インチのタイヤであれば電動キックボードが安定してスムーズな走行が可能です。また、チューブレスタイヤとはバイクや車などに使用されているタイヤで、パンクなどのトラブルを最小限に抑えることができます。
前後のディスクブレーキ
E-KON Cityは車体の前輪と後輪両方にディスクブレーキを搭載しています。
ディスクブレーキとは原付二種バイクと同じく前後のブレーキが連動して効くタイプで、ブレーキをしたいと思った瞬間にハンドルに付いたレバーを握れば前後のタイヤが止まるので安心です。
電動キックボードの中には他にフットブレーキや電子ブレーキがありますが、急に歩行者が飛び出してきても急停止ができないなど必要な制動力を持たないため安全な公道走行ができないといわれています。
誤作動防止機能
E-KON Cityは誤作動防止機能の非ゼロスタート機能を搭載しています。
非ゼロスタート機能とは、停車時の誤作動を防止するために停車時にアクセルを使用しても作動しないシステムです。
走行する際には軽く助走をつけてからアクセルを踏まないと走行できないようになっているため「うっかりアクセルを踏んでしまった」ということがあっても安心です。
保安部品を完備
E-KON Cityは特定小型原動付自転車に適応した保安部品を完備しています。 E-KON Cityの保安部品には以下が装着されています。
- 前照灯
- 尾灯
- 制動灯
- 後部反射器
- ウィンカー
- 最高速度表示灯
- ナンバーステー
ナンバーステーとはナンバーの取り付けが頑丈になり、ナンバーのヒビ割れを防ぐ効果があります。E-KON社ではナンバーステーを独自開発して強度を上げ、モダンなデザインにしています。
まとめ
この記事では、E-KONから販売される注目の電動キックボード「E-KON City」について紹介してきました。「E-KONやE-KON Cityの特徴」「E-KON grande PLUSとの違い」を紹介したことで以下の2つを理解できたと思います。
- 電動キックボードメーカーのE-KONがなぜ選ばれているのか
- なぜE-KON Cityをおすすめするのか
安心安全で快適な乗り心地を求めているのならE-KON Cityがおすすめです。少しでも「いいな」と思ったのならE-KON Cityの購入を検討してみてください。
電動キックボードを試したい人はレンタルもおすすめ
「最初から購入するのはハードルが高い」という人には、まずはレンタルで電動キックボードを使ってみることをおすすめします。
レンタルであれば格安でお試し感覚で乗ることができますし、思っていたのと違うとなっても特に面倒な解約手続きもありません。
初回に会員登録は必要になりますが、予約はアプリで完結しますし、料金は使った分だけの請求です。
対象エリアの設定はありますがアプリのダウンロードは無料なので、気になる方は下記の電動キックボードレンタルサービスのLUUPアプリをダウンロードしてみてください。
E−KONCity最高ですね。乗ってみたいです。