電動キックボードは雨の日でも使えるか?屋外保管の方法も解説!

電動キックボードの購入を考えている人やすでに電動キックボードを所有している人は「電動キックボードは雨の日でも運転できるの?」と疑問に思う人も多いと思います。

この記事では電動キックボードが雨の日でも運転できるかを以下に解説します。

  • 電動キックボードは雨の日でも運転できるか?
  • 屋外保管での水濡れ対策

電動キックボードは雨の日でも運転できるか?

電動キックボードは雨の日に運転することはおすすめできません

電動キックボードは基本的に防水ではないので、故障の原因につながります。また、傘をさした状態での運転はできないため雨水で視界が悪くなったり、道路の状況によっては滑りやすかったり事故につながる可能性があるため危険です。

自動車での統計データになりますが、首都高速道路株式会社の調査では雨の日は晴れの日に比べて、4倍事故が起こりやすいことが分かっています。とくに雨の日は「スリップによる事故」と「視界不良による事故」が多くなります。電動キックボードでも同様のことが考えられます。

雨の日に電動キックボードの運転をおすすめできない理由を知っておくことで、電動キックボードの故障や事故を未然に防ぐことができます。下記で詳しく解説していきます。

電動キックボードで雨の日の運転をおすすめしない理由

電動キックボードを雨の日に使用しないほうがよい3つの理由を解説します。

防水性能

雨の日に電動キックボードの運転をおすすめできない理由は「防水性能」です。電動キックボードは、基本的に防水ではありません。

少し水滴が付く程度や短時間の小雨であれば問題ありませんが、雨水などの大量の水がかかるとバッテリーやケーブルの故障につながります。最悪の場合、突然走行ができなくなることもあるので、雨の日は運転を控えましょう。

電気機器の防水性能はIP規格(電気機械器具の外郭による保護等級)と呼ばれる規格に基づいて等級分けされています。電動キックボードもIP規格に基づいて防水性能の記載がなされている機種もあるので、その等級を見ることで防水性能を判断することができます。

引用:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200630_02

また、IP規格の等級の記載がなくても、防水性能について何らかの記載をしているメーカーが大半かと思います。

防水性能をうたっている機種以外の雨天使用は控えたほうがベターです。

視界が悪くなる

雨の日に電動キックボードの運転をおすすめできない理由は「視界が悪くなる」ことです。

電動キックボードは車のように屋根がついていないため、バイクと同じように運転者の顔にも雨水が降りかかります。

雨が強いほど視界が悪くなり、前方を走る車に気づけなかったり、歩行者の飛び出しに気づけなかったりするなど事故につながる可能性が高まります。

自分だけでなく、周囲の人のことも考えて雨の日は電動キックボードでの運転は控えましょう。

ブレーキが効きにくく滑りやすい

雨の日に電動キックボードの運転をおすすめできない理由は「ブレーキが効きにくく滑りやすい」ことです。

電動キックボードは、車やバイクと同様に雨が降ると路面が滑りやすくなり、ブレーキが効きにくくなります。

思わぬところでスリップをしてしまったり、ブレーキをかけても晴れの日に比べて停車まで時間がかかったりして大変危険です。

車や建物、人に衝突する事故の危険性があるため、雨の日は電動キックボードでの運転を控えましょう。

電動キックボードを屋外保管する際の水濡れ対策

電動キックボードは基本的に完全防水ではありません。電動キックボードのバッテリーやケーブルは水に弱く、雨に濡れると故障の原因につながります。そのため、屋内にスペースがある場合は屋内保管がおすすめです。

しかしアパートやマンションの場合、どうしても屋外で保管しなければならない人もいるでしょう。

ここでは、どうしても屋外で保管しなければならない場合、どのような水濡れ対策をしたらよいのかを以下に解説しています。

電動キックボードの水濡れ対策
  1. 収納用バッグ
  2. 屋外用カバー
  3. バッテリーは外して自宅保管

屋外保管での水濡れ対策を知っておくことで、電動キックボードを故障させることなく安心して屋外で保管することができるようになります。

収納用バッグ

電動キックボードの水濡れ対策には「収納用バッグ」がおすすめです。

収納用バッグは、防水性能や耐久性に優れたものがあり、安心して保管ができます。

また、電車で持ち運びする際に使われるなど雨天時以外にも使用用途があり、持っていると便利です。

取っ手がついているタイプやキャリーケースタイプなど種類も豊富なので、自身に合った収納用バッグを選びましょう。

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屋外用カバー

電動キックボードの雨濡れ対策には「屋外用カバー」がおすすめです。

屋外用カバーは、電動キックボードを折りたたまずに簡単にカバーをかけることができるため便利です。

屋外用カバーをつけておけば、水だけでなく紫外線からも電動キックボードを守ることができます。紫外線にさらされてしまうとパーツの劣化が早くなってしまいます。

今のところ電動キックボード専用カバーはあまり販売されていないため、バイクや原付きの屋外カバーでサイズが合うものを探すことをおすすめします。

バッテリーは外して自宅保管

電動キックボードの雨濡れ対策には「バッテリーは外して自宅保管」がおすすめです。

バッテリーは電化製品と同じように水に弱いため、注意が必要です。

「自宅に電動キックボードを置くスペースがないけれど、故障が心配」という方は、バッテリーだけ取り外して自宅保管するといいでしょう。

しかし、バッテリー以外の部分が雨水にさらされても故障しないとは言い切れないため、カバーをかけるなどの対策は必要です。

まとめ

この記事では、電動キックボードは雨の日でも運転できるかについて解説してきました。

雨の日に電動キックボードを運転することはおすすめできません。雨の日に電動キックボードを運転することをおすすめできない理由を3つ紹介しました。

防水性能:基本的に電動キックボードは防水ではなく、中でもバッテリーは水に弱く故障の原因になります。

視界が悪くなる:雨が強いほど視界が悪くなり、前方を走る車に気づけなかったり、歩行者に気づけなかったりなど事故につながる可能性が高いです。

ブレーキが効きにくく滑りやすい:雨が降ると路面は滑りやすくなります。思わぬところでスリップしたり、晴れの時に比べてブレーキが効きにくかったりするため危険です。

電動キックボードをどうしても屋外保管しなければならない場合の水濡れ対策を3つ紹介しました。

収納用バッグ:収納用バッグのなかには防水性能や耐久性に優れたものがあるため安心して保管ができます。

屋外用カバー:電動キックボードを折りたたまず、カバーをかけるだけで雨から守れるので便利です。

バッテリーは外して自宅保管:バッテリーは電化製品と同じく水に弱いため、取り外して自宅保管することがおすすめです。

電動キックボードは基本的に防水対応ではないため、雨天の場合は乗らないほうがよいでしょう。屋外保管する際も故障の原因にならないように、水濡れ対策を行うことが必要です。

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